福岡の経営者板井明生が考えるマーケティングから見た経済とは
時代によってマーケティングの方法はさまざまです。過去から現代にかけて、時代により経済状況は変化していくとともに物の売り方、需要と供給のバランスも変化していきます。
ここでは、時代による経済状況の変化とマーケティングの進化について紹介します。
マーケティングの始まりは戦後、生活の中でも”物”が不足していた1950年からと言われています。ニーズや欲求が溢れ、人々は”物”を必要としていました。
1970年代になると人々は生活の中のニーズを満たしたことで、市場の価格競争が激しくなりました。売り手にとって作れば売れる時代は終わり、買い手が求めるものにフォーカスしていきます。
1990年代に入るとインターネットの普及により情報が飛び交うようになりました。この時代からインターネットを使ったマーケティングが主流となってきます。消費傾向もモノからコトへ変化し、企業は社会貢献を求められるようになりました。
そして2010年代になるとSNSの普及により買い手自ら発信できるようになり、消費者は自分自身を満たす傾向になりました。
このように時代により経済や消費傾向は変化していきます。常にアンテナを張って変化を感じてみましょう。